スピーカーから発生する振動の処理はインシュレーターで行っています。
インシュレーターの構造は進化してきましたが、
今まで、それを置く位置についてはあまり研究がなされていませんでした。
スピーカーの振動は、どういう動きをしているのか?
スピーカーから発生した振動は、どこにどのように伝わるのか?
インシュレーターはその動きをどうやって吸収しているのか?
そのメカニズムが明らかになってこそ、
効果的な振動対策を行えるのであり、
インシュレーターもその役割を果たすことができます。
スピーカーの振動を詳しく調べていくと、
さまざまな振動の波形や動きが、
複合的に発生していることがわかりました。
それらの振動をインシュレーターで効果的に吸収していくには、
どこに配置すれば最も効果的なのか?
どこに配置すればストレスのない、本来の音に近づけることができるのか?
これらを追求していった結果、
今までとはまったく異なる位置にインシュレーターを置くことで、
音の奥行きと広がりが大きく向上し、
ストレスのない音に近づくことがわかりました。
この菱形のインシュレーターの新しい配置方式を、
私たちは「ダイアモンド・フォーメーション」と名付けました。
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