こんにちは、Sです。
皆さんは実際に生の演奏を聴きに行って、
その内容にガッカリしたことはありませんか?
それは演奏内容の問題だったり、
ホールの音響に関する問題だったり、
様々な原因があると思います。
これなら家でCDでも聴いていれば良かった・・・
ということがオーディオを始めるきっかけだった人も
いらっしゃるのではないかと思います。
かく言う私もその一人です。
とはいっても、生演奏の感動をオーディオで再現するのは中々難しいものです。
生演奏とオーディオで何が一番違うのか…
細かい音が再現できること?
迫力のある音が出ること?
それらの音は、高価なオーディオ装置を揃えれば、
本物以上に?リアルな音が比較的簡単に実現するでしょう。
でもそれだけでは満足できない…
私が、実際に生演奏とオーディオで一番違うなと感じてしまうのは、
ホールで全身が音に包まれるようなあの感覚です。
「あ、スピーカーから音が出てるんだな」
と感じてしまうオーディオシステムでは興ざめです。
スピーカーから音が出てる感じがせず、
自宅で音に包み込まれるようなあの空間が再現できないものか?
オーディオでそんなことできるわけないよな。
と思っていた学生の時、
友人に連れられて行った東林間の「サウンドミネ」。
そこの2階の試聴室で聴いたあの音がきっかけで、
オーディオにのめり込むことになってしまうとは、
自分でも夢にも思いませんでした。