スピーカーを活かす!ボードのセッティング

StageⅡを納品してきました。
旧Stageからのアップデートです。

「本当に目の前で歌っている様だ。
ベースも生々しくて鮮度が凄い!
今までこの感じがなかなか出せずにいた。
満足です^_^」

とお褒めのお言葉をいただきました。

でも、せっかくですので
もう一歩前進するためのアドバイスを
させていただきました。

こちらのお客様、
左右のスピーカーとスピーカーの間に
ラックを設置しておられるのですが
スピーカースタンドとラックの下に
大きな一枚物のボードを敷いてお使いでした。


このボードの使い方、、、たまに見かけます。

ボードの下は毛足の長い絨毯です。
お客様としては柔らかい絨毯の上に直接置くよりも良いのでは?
とお考えになられた様ですが
しかし、こうすると
システム本来の音を判断するのが
とても難しくなってしまうのです。
特にこのボードが中空だったり間隙の多い構造だったりすると尚更です。
お客様にはボードを外して絨毯の上に直接置いて
聴いていただきました。

お客様「高域が大人しくなって少し物足りなくなりましたね」

私「そうですね。
  でももう一度よく聴いてみて下さい。
  ボードを外した方が
  スピーカーからの音離れが良くなったの分かりますか?」

お客様「なるほど、、、そうかもしれない」

私「なので出来ればスピーカーとラックは分けて設置しないと
  このシステムが本来持っている音が分かり難い。
  あと、今は絨毯に直接ですのでこんな感じですが
  きちんとしたボードに設置すると
  805(※)はもっと高域も低域も伸びて良く鳴るはずですよ。
  
  このお客様はB&W805D3をお使いです。

本来は奥行きのある音場を描く力のあるスピーカーでも
ボード一つで評価が変わってしまう事があるのです。

怖いですね。

恐ろしいですね。

こちらのお客様には後日
Palette Board(https://kryna.jp/products/accessories/palette-board/)
をStageⅡの下にご導入いただき、更に満足していただきました。
「低域の再現性が格段に良くなって解像度が上がった」
との事です。

そしてお手持ちのB&W805D3を更に良く鳴らす為のアドバイスをして欲しいとのことで
HGSコンサルティングのお申し込みをいただきました。

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