Acca5を使ったら音が悪くなった!?

本日もお客様からのお問い合わせです。

Acca5を使ったら音が悪くなったんですけど・・・
むむ、それは聞き捨てなりません。
でもたまに同様のご意見をいただきます。

もう少し詳しく伺うと、
あるメーカーのDACに付属していた、黒い電源ケーブルをAcca5に替えたところ、
低域の薄いやかましい音になったというのです。
・・・心当たりあり。

お近くのお客様でしたので、
店頭にお持ち込みいただいて一緒に聴いてみる事になりました。

試聴機は
・DENONのCDプレーヤー
・お客様お持ち込みのDAC
・KRYNAの真空管ラインアンプ ML-33
・KRYNAの真空管パワーアンプ MH-35GC
・KRYNAにスピーカー Duet39
・KRYNAのスピーカースタンド StageⅡ
です。

試聴ディスクは「須山公美子 夢の始まり」
曲は「乙女のワルツ」を使いました。
先ずはDACの電源ケーブルを付属のケーブルで試聴です。
若干音が詰まり気味ですが、音色感は悪くありません。
音場はやや狭く、左右のスピーカーの間のやや低い位置にまとまった感じです。

次にDACの電源ケーブルをAcca5に換えて聴きます。
音の抜けが格段に良くなりました!
音場も広がりが出てきます。
しかし・・・うるさい!
お客様がおっしゃられたように、まるで安いラジカセのボリュームを上げて聴いた時のようなやかましい感じです。
思わずお客様に言いました。
「このDACでAcca5を使うのはやめましょう!これでは聴いていて疲れてしまいますよね。」

でもこのお客様、とても賢明でいらして
Acca5はアンプかプレーヤーで使うので、、、
とおっしゃって返品等はされませんでした。
そうなんです。
ご自宅でもCDプレーヤーやアンプに使ったときは、こうはならなかったんですね。

ここでDACとAcca5の相性の問題として片づけてしまっても良かったのですが、
お客様が気づいてしまわれた。
もしかして、、、このDACに問題があるのでは?
巷では結構評判の良い売れているDACとの事ですが、、、
ありがちありがち。
世間の評判というのもなかなかあてになりません。
おそらくですが、このDACの回路構成上、そうなっても仕方がなかったかと思われます。
(お客様にはそのあたりも説明させていただきました。)

Acca5は自身のキャラクターを無くすことに、最大限の注意を払って開発されたケーブルです
またKRYNAとしても電源ケーブルの開発を始めてから、
30年近くかけて磨き上げてきたノウハウを詰め込んでいます。
長い時間をかけて、過去の様々な機材、名機にお使いいただいてきた息の長い商品です。
ですのでAcca5を使ってうるさくなったということは、
そういうDACだった、、、と結論付けてほぼ間違いないかと思われます。

この後、DACを店頭のdCS BartokDACに入れ替えて実験してみました。
案の定、、、すべてにおいてAcca5が◎
(因みにもう少し安価なSOULNOTE D-1Nでも同じ結果が得られました)



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