【お客様】
I様
【訪問日】
2024年1月
【ご相談内容】
「ソフト(CD)によって音像が動いたり、定位が悪いものがあるので見て欲しい。」
というご相談が寄せられまして、HGSコンサル隊、出動してまいりました🚙
極寒の長野🏔️
先ずは現状確認のため、音を聴かせていただきます。
【お客様の使用機材:コンサルティング前】
・CDプレーヤー CH Precision D1.5 SACD/CD Player/Transport
・プリアンプ Fundamental LA10 versionⅡ
・パワーアンプ Fundamental MA10V ×2台(ブリッジ接続)
・スピーカー Electa Amator Ⅲ(エレクタ・アマトール3)
・オーディオボード WELLFLOAT
真っ先に気になったのは
スピーカーから音が離れず、低域が出ていないことでした。
こんな時、まずはスピーカースタンドをキングofスピーカースタンド(StageⅡ)に変更。
すると低域の存在が明確になり
スピーカーから音が離れはじめました。
あと、最初の時点でもう一つ気になった事、、、
それは左右スピーカーの間隔が離れすぎているのと、
振り角が小さすぎる点です。
スピーカー同士の間隔を250cm→200cm(ユニットのセンター軸基準)に変更し、
角度調整シートで適切な角度をつけました。
すると音像定位が少しはっきりし、三次元的な音場空間が見えてきます。
この基本的な改善処置でお客様の当初の懸念事項(問題点)は、ほぼ解決しました。
ソフト(CD)のせいではなく
セッティングの問題だったのですね。
そしてここからいよいよ本格的な
ルームチューニングのコンサルティングに入ります。
センターの音にまだブレが感じられたので(定位しない)、センターに設置されているパネルを取り外しました。
センター定位が明確になり且つ音に広がりが出てきます。
お客様曰く
「ルームチューニング強化のために同じパネルを買い足そうと考えていたのですが、、、買わなくてよかった!(^^)!」
しかしまだまだHGSの高さ方向と奥行きが出ていなかったので
スピーカーの後ろにHGSパネルを設置しました。
すると、奥行きと高さと広がりがを持った音場がよりはっきりと現れました。
この後、どうなったかというと…
さらなるHGSサウンドを求めて、コンサルティングは次なるステップへと続きましたとさ♪
【お客様の感想】
・「HGSパネルの影響力の大きさに驚いています。パネルの角度を微妙に変えるだけで、音の響きの方向が変わってきます。スピーカーセッティングと同じ効果がありますね。」
【ご家族の方より】
・いままで左右にふわふわ漂っていた音がしっかりした。
・響きがいいのに、音がしっかりしてる
・いままでで一番いい音になった。
・プロってすごい!
スタッフコメント
今回はセッティングの調整のみでお客様のご不満はほぼ解消できましたが、
更に2点提案をさせていただきました。
①スピーカースタンドの下に敷いている板を外す
②長方形の部屋の短辺側にスピーカーをセッティングしましょう
です。
今回のお客様もベースになる機材はとても良い物をお使いでした。
ですが、そのシステムの能力を発揮させるには、セッティングやルームチューニングが大切だなと改めて感じました。
同じシステムでも再現される音はかなり違ってきます。
I 様ありがとうございました。