マウントシステム使用例(T様)

《アナログファンの福音となる製品》

クライナのマウントベースシステムは、新しくプレーヤーを購入することなく、愛用のターンテーブルを活用し、ロングアームとショートアームのWアームを楽しむことができる、画期的かつCP比の高い製品であると思います。
こういう製品を考案したクライナの発想力と技術力に敬意を表します。
憧れのWアームが2セットとなり、毎日、にやにやしながら様々なカートリッジでモダンジャズを楽しんでいます。

①LUXMAN PD-171ALでの使用例

トーンアームは、ジェルコTK-850L (スタテックバランス型)です。
マウントベースは、旧型を使用していますが、現行のものよりも大きいことから自重もあり、しかも形が直方体なので、有効長を測りながらボードに設置するときに合わせ易いです。
マウントベースは、少し凝って、8箇所に6角ネジ(ステンレス製M4・20mm)を差し込み、底面からワッシャーとナットで受けています。
ロングアームは、低域の安定感が抜群です。  
もう一つの既存のショートアームは、DENONのDS-212Dです。

【使用カートリッジ】
JELCO TK-850L=SUMIKO Starling
DENON DS-212D=Ortofon SPU CG25DiMKⅡ(モノラル)

②SME Model20MKⅡでの使用例

トーンアームは、JELCO TK-950L(ダイナミックバランス型)です。
これは1とは異なり、新型のマウントベースを使用しています。
最初は旧型のマウントベースを使用しましたが、重厚で大きな作りが仇となりSME Model20MKⅡと干渉しそうなので、円形で比較的小さな新型のマウントベースと取り換え何とか設置しました。
SME Model20MKⅡがDENONのプレーヤーよりも横幅が60mm小さく、しかも四隅にある雪吊状のOリングタワーが手強い相手で設置に苦労しました。
TK-950Lの有効長290mmを確保しながら、SME Model20MKⅡの四隅にある雪吊上のOリングタワーに対し、TK-950Lに取り付けたカートリッジの先が干渉しないこと、TK-950Lを稼働させた時にTK-950Lのトーンアームの根元がレコードの最内周でもう1本のショートアームのカートリッジに触れないことに気を遣いました。
これもロングアームですが、印加方式がダイナミックバランス型であることから、スタテックバランス型よりも元気よく鳴ります。もう一つの既存のショートアームは、SME3009Rです。

【使用カートリッジ】
JELCO TK-950L=Ortofon SPUシナジー
SME 3009R=ZYX R-50Bloom

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KRYNAマウントシステム | KRYNAオンラインショップご使用されるアームによって、マウントシステムの種類をお選びください。・KM-JEL(JELCO用)・KM-SME(SME,IKEDA,SAECなど)・KM-ORT(ortofon用)●使用できるプレーヤーW...

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