スピーカーをスタンドに設置するとき、ふと疑問に思うことがありませんか?
スピーカーとスタンドの間には、何を?そのままでもいいのだろうか?
先日ご来店のお客様からご質問をいただきました。
「スピーカーとスタンドの間ってどうしたらいいんですか?」
えっ!?
私はより高みを目指すなら、インシュレーターを使うのが当たり前!
と思っていました。
そうか、まだまだ、スピーカーの振動を処理するためにインシュレーターを使うという概念は
それほど浸透している訳ではないのだな・・・
と気づかされました。
ご質問になられたお客様は、B&W805D3と専用のStageⅡをお使いでしたので、
D-PROP extend の ダイアモンドフォーメーション での使用をお勧めしました。
(実際の設置ですが、B&W805の固定ネジは少し長くする必要があります。)
一聴で、情報量が各段に増えることが確認でき、
805D3から低域の存在感がこんなにも出るのか!
高域がこんなにもなめらかに伸びるのか!
と驚いていておいででした。
また、とにかく聴きやすい、安定した音場空間を感じ取ることができると思います。
では805D3以外のスピーカーでもインシュレーターは効果があるのか?
結論から言いますと
インシュレーターは必ずと言っていいほど使う価値があります。
スピーカーはかなりの振動体です。
この振動をどう逃がすか、、、が
スピーカーを効果的に鳴らせるかどうかの鍵になります。
今から30年くらい前、
まだオーディオにインシュレーターを使うという概念があまりなかった頃から
KRYNAでは、「スパイクと受け皿」をいち早く導入してきました。
スピーカーに3点支持(前面のユニット側が1点 後ろ側に2点)で使用しますと
スピーカーからの音離れが格段に良くなります。
奥行き、広がり、高さ、定位がしっかり出て
ホログラフィックサウンドが明確になってきます。
この「スパイクと受け皿」を更に進化(深化)させたものがダブルスパイク構造のD-PROP extend です。
D-PROP extend の設置は3点支持を基本としますが、
スピーカーにはダイアモンドフォーメーションでの使用がより効果的な使い方になります。
(設置位置は、機種によって違う場合がございますので注意が必要です。)
今ご使用になっているスピーカーを最大限に鳴らす為に、
スピーカーとStageⅡの間には是非、D-PROP extendをお使いください。
また、HGSコンサルティングでもインシュレーターのデモンストレーションを行っておりますので
ご利用ください。