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【決定版】スピーカーセッティングマニュアル

スピーカーのセッティングについて

スピーカーは、ステレオ装置の中で最も振動が大きい装置です。
「HGS:ホログラフィックサウンド」を再現するにあたり、最も重要となる位相・解像力・定位などを向上させるには、スピーカーを正しくセッティングすることが必須です。
「HGS:ホログラフィックサウンド」を再現する音場空間を作る際のポイントは、 まずX軸(広がり)・Y軸(高さ)・Z軸(奥行き)の表現を向上させることです。
音色が変化した=音が良くなったではありません
X・Y・Zで音を評価するように注意してください。

まずは、誤解されている方が非常に多い、スピーカースタンドについてです。
スピーカースタンドセッティング例
・ブックシェルフタイプに必要なのはもちろんですが、棚の上やデスクトップでもスタンドが必要です。

デスクトップ使用例


フロアー型(トールボーイ型)の場合も、スピーカースタンドが必要です。

トールボーイタイプ使用例


スピーカースタンドは、単にスピーカーの設置位置を高くするための置き台ではありません
スピーカーを正しく設置し、「HGS:ホログラフィックサウンド」を再現するためには、スピーカースタンドという要素が必要不可欠になります。

●スピーカースタンドを単なる置き台にしない為の選び方
①音像の高さが上がり、音が広がるもの
②音色が大きく変わらないもの
③スピーカーの良さを引き出すもの
スピーカースタンドとして販売されている製品は沢山ありますが、正しい目的で開発されたスタンドを選択するように気を付けましょう。

スピーカーのセッティングで気をつけるポイント

音は空気の伝達です

スピーカーの周囲にものを置いたり、棚の中に収納してしまうと、出てくる音が詰まって空間の広がりが無くなってしまいます。
スピーカーは、上下左右できるだけ空気の抜けが良くなる様に設置しましょう。
例)
・棚の中に入れない
・壁にくっつけない
・床に直置きしない
・上にものを置かない

スピーカーと壁との距離

スピーカーが左右の壁に近すぎると、壁の影響を大きく受けてしまいます。
音がスピーカーから離れず、あたかもスピーカーから音が出ているような感じになり、音場空間の広がりが出ません。
30cm以上離してセッティングするようにしましょう。

スピーカーは振動します

スピーカーは振動によってユニットの動きが妨げられ、本来の性能が発揮できなくなってしまいます。

ユニットの前後運動に起因する前後方向の回転運動を抑える事が肝要です。
このスピーカーの前後運動を効果的に処理するには「ダイアモンド・フォーメーション」が非常に有効です。
振動を抑えてユニットの動きを良くする必要があります。

水平を取る

スピーカーの振動を正しく処理するには、傾き無く水平に設置されている必要があります
水平を取った上で、適切な仰角をつけるようにしますが、その際に左右の傾きが生じない様に気をつけて下さい。

仰角をつけてみよう

ルームチューニングの基本は、部屋の中での定在波の発生を抑える事にあります。

スピーカーの水平を出した後、少しだけ仰角をつけることですっきりとした抜けの良い音になります。

スピーカーの向き

左右のスピーカーは、内側へ向けたセッティングが基本です。
内振りの角度については
・スピーカーの大きさ
・左右のスピーカーの距離
・スピーカーからリスニングポイントまでの距離
・部屋の大きさ
などによって最適な角度が違いますが、ここがキチンと合わせられるとスピーカーの存在が消えるようになります。
部屋の大きさが6畳~10畳程度でブックシェルフスピーカーを使う場合、
スピーカー中心の交点を試聴位置の50cm位前に持ってくると
音像定位が明確になる
音離れが良くなり高さ、広がりが出る
ため三次元的な音場を作る場合の参考にしてみてください。

最終的には、少しずつ聴きながら微調整をして決めて下さい。

スピーカーの高さ

位相が正しく出て、高さの表現が出来るスピーカーの場合には、ツイーターの位置が耳よりも5~10cm程度低くなるようにします。

位相が出にくいスピーカーの場合には、ツイーターと耳の高さを同じにした方が音場空間を広く感じられる場合もあります。
安易に標準的な高さのスタンド(60cmなど)を選ぶのではなく、リスニング環境に合わせた高さの選定を心がけましょう。

高さ30cmでの製作事例

これだけの作業を自分で行うのは大変だな…
という場合は、ぜひ「HGS:コンサルティング」をご利用ください。
ご自宅にお伺いして実演いたします。

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